《朝日新聞2011年11月26日(日)朝刊(横浜版)》
県立音楽堂で500回目
横響 きょう定期演奏会
楽団の創設から80年近くの歴史があるアマチュア・オーケストラの横浜交響楽団(横響)が26日、横浜市西区の県立音楽堂で500回目の定期演奏会を開く。
横響は指揮者の小船幸次郎氏(1907〜82)が「音楽文化の底辺を広げたい」と32年に創設。
県立音楽堂が開館した54年からは、主に音楽堂が定期演奏会の舞台となった。音楽堂以外も含めると、横響の定期演奏会は634回になる。
50年以上にわたって横響に関わつてきた小磯智功理事長は「一つの音楽堂でこれほど演奏会を続けたアマチュア交響楽団は例がないのでは。横響と県立音楽堂の歩みは一つの音楽文化史です」と話す。
26日午後7時開演で、ハイドンのオラトリオ「四季」を横響合帽団と奏でる。入場料千円。
問い合わせは横響(045-824-3176)へ。
11月13日には、「東北支援コンサート」として宮城県気仙沼市で演奏会を開く予定だ。