ソプラノ/吉田 珠代
愛知県立芸術大学卒業(桑原賞)、同大学院及び新国立劇場オペラ研修所修了。
文化庁新進芸術家海外研修員としてボローニャで、ローム ミュージック ファンデーション特別研究生としてミュンヘン及びウィーンで、それぞれ研鑽。第6回静岡国際オペラコンクール最高位及び三浦環賞。第12回岩城宏之音楽賞。小澤征爾音楽塾『蝶々夫人』題名役、新国立劇場高校生のための鑑賞教室『カルメン』ミカエラ、サントリーホールジルヴェスター・コンサート『こうもり』ロザリンデ等を演じる。ファビオ・ルイージ、チョン・ミョンフン、ユーベル・スダーン、アンドレア・バッティストーニ、クリストフ・エッシェンバッハをはじめとする世界的指揮者と共演を重ね、ズービン・メータ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団「第九」ではソプラノソロを務める。
メゾソプラノ/高橋 ちはる
東京藝術大学大学院博士後期課程修了。ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科研究科修了。
第15回友愛ドイツ歌曲コンクール入選。第79回日本音楽コンクール入選。第10回中田喜直記念歌曲コンクール大賞並びに中田喜直賞(第1位)受賞。
台東区第九公演にて藝大オケと共演しソリストデビュー後、J.S.バッハ「マタイ受難曲」「ロ短調ミサ曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」等ソリストとして多数出演。オペラではフンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」(ヘンゼル役)等に出演のほか、日本ヘンデル協会主催オペラ「パルテノペ(日本初演)」に主要キャストとして出演し、バロック・オペラの分野においても好評を博した。
文化庁助成・日本演奏連盟主催によるリートリサイタルを開催、「音楽の友」「音楽現代」の各誌にて「安定した発声と練られた歌唱」「馥郁とした伸びのある声質」と高い評価を得た。またマーラー「大地の歌(室内楽版)」で下野竜也指揮/アンサンブル・ヴァガボンズと共演し大きな注目を集めた。
バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバーとして国内外での演奏・録音に参加している。
横響合唱団ヴォイストレーナー。